DMMビットコインは廃業|移管先SBI VCトレードとビットバンクを比較【2026年】

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DMMビットコイン(DMM Bitcoin)は、2024年12月に廃業を発表し、2025年3月8日に約60万口座と預かり資産をSBI VCトレードへ移管して営業を終えました。この記事では「DMMビットコインはその後どうなったのか」「移管された自分の資産はどうすればいいのか」を時系列で整理したうえで、移管先のSBI VCトレードと、板取引に強いビットバンク(bitbank)を2026年9月時点の数値で比較し、乗り換え先の選び方をまとめます。
結論を3行で
- DMMビットコインは廃業済みで新規口座開設はできません。口座と資産は2025年3月8日にSBI VCトレードへ移管済み。まだなら「初回ログイン設定」を済ませてください。
- 手数料無料の販売所・積立・ステーキングをそのまま使いたい人はSBI VCトレード、アルトコインを板取引(取引所)で安く売買したい人はビットバンクが向いています。
- ビットバンクも2026年10月頃にSBIホールディングスの完全子会社になる予定です。両方とも「SBIグループの取引所」になりますが、サービスは別々に提供されています。
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DMMビットコインは廃業|流出から移管完了までの経緯
DMMビットコインは、DMMグループが運営していた暗号資産取引所です。レバレッジ取引の銘柄数が多く、各種手数料が無料という特徴で人気がありましたが、2024年の不正流出をきっかけに廃業に至りました。流れを表にまとめます。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年5月31日 | 約482億円相当のビットコインが不正流出 |
| 2024年12月2日 | 廃業と、SBI VCトレードへの口座・資産の移管を発表 |
| 2025年3月3日 | SBI VCトレードから「移管パスワード」を記載した初回ログイン設定の案内メールが送付 |
| 2025年3月8日 | 12:00にDMMビットコインへのログインが終了。同日、約60万口座と預かり資産(日本円・暗号資産)の移管が完了 |
| 2026年9月現在 | DMMビットコインの新規口座開設・取引は不可。資産はSBI VCトレード口座で確認・売買する |
「DMMビットコイン その後」で調べている人の多くが気にするのは、預けていた資産の行方です。結論として、日本円も暗号資産もSBI VCトレードの口座に移っています。DMMビットコインのサイトやアプリからは確認できないので、次の手続きに進んでください。
DMMビットコインから移管された人がやること|SBI VCトレードの初回ログイン設定
SBI VCトレードの特設ページによると、移管された資産を確認するには「初回ログイン設定」が必要です。手順と注意点を整理します。
- 2025年3月3日にDMMビットコイン登録メールアドレス宛に届いたメール(件名「【SBI VC Trade】DMM Bitcoinから移管についてのご案内」、送信元 no-reply@sbivc.co.jp)を探す
- SBI VCトレードの初回ログイン設定ページで、生年月日・携帯電話番号・メールアドレス・メール記載の8桁の移管パスワードを入力する
- 設定完了後、必ずパスワードを再設定する
- 暗号資産を外部に送る予定がある人は、SBI VCトレード側で入金アドレスを新しく発行する(DMMビットコインのアドレスは使えない)
すでにSBI VCトレードに口座を持っていた人は、初回ログイン設定は不要で、既存の口座に資産が移っています。案内メールが見当たらない、登録メールアドレスが変わっている、という場合はSBI VCトレードのサポート(公式サイトのチャットボット)に問い合わせてください。
移管で変わった点|3銘柄は取扱終了、ポリゴンはチェーンが変更
- エンジンコイン(ENJ)、モナコイン(MONA)、FCRコイン(FCR)の3銘柄はSBI VCトレードで取扱いがなく、移管対象外となりました。
- ポリゴン(POL)は、DMMビットコインではイーサリアム(ERC20)でしたが、SBI VCトレードではPolygonチェーンでの取扱いになります。
- DMMビットコインで使っていた暗号資産の入金アドレスはすべて無効です。移管後に新しいアドレスを発行してください。
移管先のSBI VCトレードはどんな取引所か(2026年9月時点)
SBI VCトレードは、東証プライム上場のSBIホールディングス100%子会社が運営する取引所です(暗号資産交換業 関東財務局長 第00011号)。公式サイトで確認した2026年9月時点の主な数値は次の通りです。
| 項目 | SBI VCトレード(2026年9月時点・公式サイト) |
|---|---|
| 取扱銘柄 | 全35銘柄(電子決済手段=ステーブルコインを含む)。取引所(板取引)は8銘柄 |
| 取引所手数料 | Maker −0.01%/Taker 0.05% |
| 日本円入出金 | 入金・出金ともに無料。クイック入金に対応 |
| 暗号資産の送付 | 無料(ブロックチェーンのネットワーク手数料は利用者負担) |
| 積立 | 500円〜200万円、30銘柄、日次・週次・月次、手数料無料 |
| ステーキング | 16銘柄。対象銘柄を保有するだけで自動的に対象、毎月報酬 |
| レバレッジ | 個人は最大2倍、13銘柄 |
DMMビットコイン時代の「手数料が全体的に無料」「販売所とレバレッジ中心」という使い勝手は、SBI VCトレードでもほぼそのまま引き継がれています。DMMビットコインにはなかった積立・ステーキング・板取引(8銘柄)が加わった、と考えると分かりやすいです。
SBI VCトレードとビットバンクを比較(2026年9月時点)
ここからが本題です。移管先のSBI VCトレードをそのまま使うか、別の取引所に乗り換える(または併用する)か。比較相手として、国内のアルトコイン取引量No.1(2025年5月〜2026年4月、公式表記)のビットバンクを並べます。
| 項目 | SBI VCトレード | ビットバンク |
|---|---|---|
| 取扱銘柄数 | 35銘柄 | 44銘柄(2026年8月時点) |
| 板取引(取引所) | 8銘柄 | 全44銘柄が対応 |
| 取引所手数料 | Maker −0.01%/Taker 0.05% | BTC:Maker 0%/Taker 0.1%、BTC以外:Maker −0.02%/Taker 0.12%(一部銘柄を除く) |
| 日本円入金 | 無料、クイック入金あり | 無料(銀行振込のみ、振込手数料は自己負担) |
| 日本円出金 | 無料 | 3万円未満550円/3万円以上770円。即時出金に対応 |
| 積立 | 500円〜、30銘柄 | 自動つみたて非対応(2026年8月時点) |
| 項目 | SBI VCトレード | ビットバンク |
|---|---|---|
| ステーキング | 16銘柄、保有で自動 | あり |
| レンディング(貸暗号資産) | 貸コインあり | あり |
| レバレッジ | 最大2倍、13銘柄 | 信用取引 最大2倍、BTC・ETH・XRP・SOL・DOGE(2025年7月時点) |
| セキュリティ | SBIグループの管理体制 | 創業以来ハッキング被害ゼロ、ISMS認証、コールドウォレット+マルチシグ |
| 口座開設 | 最短当日 | 「サクッと本人確認」で最短即日 |
| 資本関係 | SBIホールディングス100%子会社 | 2026年10月頃にSBIホールディングスの完全子会社化予定 |
2社は「得意分野が違う」取引所です。SBI VCトレードは入出金・送付・積立まで無料でそろえた「コストを気にせず長期でコツコツ買う」設計。ビットバンクは44銘柄すべてを板取引で売買でき、BTC以外はMaker注文で手数料がマイナス(受け取れる)という「アルトコインを自分の指値で安く売買する」設計です。板取引(取引所)とは利用者同士が価格を提示して売買する形式で、販売所の買値と売値の差(スプレッド)がかからない分、頻繁に売買する人ほど差が効いてきます。
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DMMビットコインからの乗り換え先の選び方|目的別に整理
DMMビットコインを使っていた理由を思い出すと、選びやすくなります。
SBI VCトレードをそのまま使うのが向いている人
- DMMビットコインでも販売所中心で、たまに買って長く持つスタイルだった
- 日本円の出金や暗号資産の送付で手数料を払いたくない
- 毎月決まった額を積み立てたい(500円から、手数料無料)
- ステーキング対象の銘柄(SOL・ADA・DOTなど)を持っているだけで報酬を受け取りたい
- 手続きを増やしたくない。移管済みの口座で完結させたい
ビットバンクに乗り換え(または併用)が向いている人
- DMMビットコインで「取引所形式がない」ことに不満があった。指値で売買したい
- アルトコインを板取引で売買したい。SBI VCトレードの板取引は8銘柄、ビットバンクは44銘柄すべて
- 取引回数が多く、スプレッドより取引所手数料(BTC以外はMakerで−0.02%)の方が有利
- 売却した日本円をすぐ引き出したい(即時出金に対応、24時間365日)
- ハッキング被害ゼロの実績や、HDI-Japanの問合せ窓口格付け三つ星(2026年7月)といったサポート面を重視する
ビットバンクの弱点も書いておきます。日本円の出金手数料(550円/770円)はSBI VCトレードの無料と比べると割高で、つみたては販売所の「定期購入」(100円〜)のみで、銀行口座からの自動引き落としには対応していません(2026年9月時点)。「積立はSBI VCトレード、アルトコインの売買はビットバンク」と用途で分ける併用は、実際によく取られる形です。
なお、暗号資産はどの取引所を使っても価格変動リスクがあり、元本割れの可能性があります。どちらを選ぶかより先に、生活に影響のない範囲の金額で始めることが大切です。他の国内取引所との比較はおすすめ仮想通貨取引所の比較、GMOコインとの比較はビットバンクとGMOコインの比較で解説しています。
ビットバンクもSBIグループへ|2026年10月頃に完全子会社化予定
もう1つ、乗り換えを考えるうえで知っておきたい動きがあります。2026年6月25日、SBIホールディングスはビットバンク株式会社を完全子会社化すると発表しました。取得価額は467億円で、2026年8月頃に株式譲渡、10月頃に完全子会社化が完了する予定です(現株主はMIXI・セレスなど)。
つまり、DMMビットコインの移管先であるSBI VCトレードも、比較対象のビットバンクも、2026年10月以降はどちらも「SBIグループの暗号資産取引所」になります。ただし2026年9月時点では、それぞれ別の会社・別のサービスとして運営されており、口座やアプリが統合されているわけではありません。今後のサービス面の変更は、各社の公式発表を確認してください。
ビットバンクの口座開設の流れ|最短即日、郵送なら約1週間
ビットバンクに乗り換える場合の手順は3ステップです。口座開設は無料で、20歳以上が対象です。
- 公式サイトでメールアドレスを登録し、パスワードを設定する
- 氏名・住所などの基本情報を入力する
- 本人確認をする。アプリでマイナンバーカード・運転免許証・在留カードのICチップを読み取る「サクッと本人確認」なら最短即日、郵送なら約1週間
筆者が実際に開設したときは、本人確認の受付が23:26、完了が翌日14:03で、約15時間でした。開設できたら、2段階認証(またはパスキー)を設定してから日本円を入金します。手順はビットバンクの口座開設方法とビットバンクの入金方法と反映時間にまとめています。
よくある質問
Q. DMMビットコインはもう使えませんか?
A. 使えません。2024年12月に廃業を発表し、2025年3月8日12:00でログインが終了しました。口座と預かり資産は同日にSBI VCトレードへ移管されています。新規口座開設もできません。
Q. DMMビットコインに預けていた資産はどこにありますか?
A. SBI VCトレードの口座に移っています。SBI VCトレードの口座を持っていなかった人は「初回ログイン設定」(生年月日・携帯電話番号・メールアドレス・8桁の移管パスワードを入力)を済ませると確認できます。すでに口座を持っていた人は、その口座に入っています。
Q. 移管パスワードのメールが見つかりません。
A. 2025年3月3日に送信元 no-reply@sbivc.co.jp から届いています。迷惑メールフォルダも確認し、それでも無ければSBI VCトレードのサポート(公式サイトのチャットボット)に、メールアドレスの変更や再送付について問い合わせてください。
Q. SBI VCトレードとビットバンク、手数料はどちらが安いですか?
A. 用途で変わります。日本円の出金や暗号資産の送付はSBI VCトレードが無料で有利です。板取引の手数料は、SBI VCトレードがMaker −0.01%/Taker 0.05%、ビットバンクがBTCでMaker 0%/Taker 0.1%、BTC以外でMaker −0.02%/Taker 0.12%です。ただし板取引できる銘柄数がSBI VCトレード8銘柄に対しビットバンクは44銘柄すべてなので、アルトコインの売買コストはビットバンクの方が下げやすいです(2026年9月時点)。
Q. ビットバンクがSBIの子会社になると、SBI VCトレードと統合されますか?
A. 2026年9月時点では、完全子会社化(2026年10月頃完了予定)の発表のみで、両社は別々のサービスとして運営されています。統合や口座の扱いに変更がある場合は各社から告知されるはずなので、公式発表を確認してください。
まとめ|移管先はそのまま使える。板取引で選ぶならビットバンク
- DMMビットコインは廃業済み。資産は2025年3月8日にSBI VCトレードへ移管され、初回ログイン設定をすれば確認できる
- SBI VCトレードは入出金・送付・積立が無料で、DMMビットコイン時代に近い感覚で使える
- ビットバンクは44銘柄すべてが板取引に対応し、アルトコインを指値で安く売買したい人向け
- ビットバンクも2026年10月頃にSBIグループ入り予定。どちらもSBIグループの取引所になるが、サービスは別々
- 迷ったら「積立・長期保有はSBI VCトレード、売買はビットバンク」の併用が現実的
DMMビットコインの廃業は、取引所を1社に集中させるリスクを教えてくれた出来事でもあります。移管先の口座は残しつつ、目的に合った取引所を1つ加えておくと、次に同じことが起きても慌てずに済みます。
はじめてのご入金プログラム:エントリー+1万円以上入金で現金1,000円(常設・終了日未定)
