ビットバンクの手数料は高い?取引・入出金・送金コストを他社と比較【2026年】
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「ビットバンクは手数料が高い」と聞いて、口座開設をためらっていませんか。結論から言うと、ビットバンク(bitbank)は取引の手数料は国内でも安い部類、日本円の出金手数料は高めという取引所です。この記事では、2026年2月の手数料改定後の最新料金をもとに、取引・入出金・送金(出庫)のコストをGMOコイン・SBI VCトレード・コインチェックと比較します。
先に結論を3行でまとめます。
- 取引所(板取引)の手数料はBTCがMaker 0%/Taker 0.1%、それ以外の多くの銘柄はMaker −0.02%/Taker 0.12%。指値(Maker)で買えばコストはほぼゼロかマイナス
- 日本円の出金は3万円未満550円/3万円以上770円。無料のGMOコイン・SBI VCトレードと比べると明確に高い
- 「取引はビットバンクで安く、出金はまとめて回数を減らす」が損をしない使い方
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結論:ビットバンクの手数料は「取引は安い、出金は高め」
ビットバンクの手数料を一言でまとめると「売買のコストは安く、日本円を引き出すコストは高め」です。「手数料が高い」という評判は、ほぼ日本円の出金手数料(550円/770円)と、販売所のスプレッドから来ています。
逆に、取引所(板取引)の売買手数料は国内でも安い水準です。44銘柄すべてが板取引に対応しており(2026年8月時点)、アルトコインを安く買いたい人にとっては、手数料面でむしろ有利な取引所と言えます。
ビットバンクの手数料一覧(2026年2月改定後)
ビットバンクは2026年2月2日に、BTC/JPY(ビットコインと日本円)の取引所手数料を改定しました。改定前はMaker −0.02%/Taker 0.12%でしたが、改定後はMaker 0%/Taker 0.1%になっています。ビットコイン以外の通貨ペアは変更なしです。
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| 口座開設・口座維持 | 無料 |
| 取引所(BTC/JPY) | Maker 0%/Taker 0.1% |
| 取引所(BTC以外) | Maker −0.02%/Taker 0.12%(一部銘柄を除く) |
| 販売所 | 売買手数料無料(スプレッド0.1〜5.0%程度・変動) |
| 日本円入金 | 無料(銀行の振込手数料は利用者負担) |
| 日本円出金 | 3万円未満550円/3万円以上770円 |
| BTC出庫(送金) | 0.0006 BTC |
「Maker −0.02%」はマイナス手数料と呼ばれ、約定金額の0.02%を受け取れる仕組みです。ビットコインはマイナスではなくなりましたが、Maker 0%なら指値取引のコストはゼロです。
なお、BTC以外の出庫(送金)手数料は銘柄ごとに異なり、ネットワークの混雑状況で変わる銘柄もあります。送金前に、ビットバンク公式の手数料ページで最新の数値を確認してください。
Maker・Takerとは?ビットバンクの取引手数料の仕組み
取引所(板取引)の手数料は「Maker(メイカー)」と「Taker(テイカー)」で分かれています。初心者がつまずきやすい用語なので、仕組みから説明します。
- Maker:板(注文の一覧)に「この価格で買いたい/売りたい」という注文を新しく並べる側。板を作る(Make)人
- Taker:すでに板に並んでいる注文に合わせて、すぐに約定させる側。板から取る(Take)人
板に注文を並べるMakerは、取引所にとって取引を成立しやすくしてくれる存在です。そのため多くの取引所がMakerの手数料を安く設定しています。ビットバンクの場合、Makerは0%または−0.02%、Takerは0.1%または0.12%です。
注意点は「指値注文=必ずMaker」ではないことです。指値でも、いま板にある価格ですぐ約定する値段を指定するとTaker扱いになります。Makerになるには、現在の価格より少し不利な価格(買いなら安め、売りなら高め)で注文を出し、板に並べる必要があります。
ビットバンクでMakerとして発注する手順
- アプリまたはWebで「取引所」を選び、通貨ペア(例:XRP/JPY)を開く
- 注文タイプで「指値」を選ぶ
- 板を見て、買いなら現在の最良買い気配(板の買い側の一番上)と同じか、それより安い価格を入力する。売りなら最良売り気配と同じか、それより高い価格を入力する
- 数量を入れて注文する。板に注文が並べば、約定したときにMaker手数料が適用される
- ビットバンクには「Post Only(ポストオンリー)」の設定があり、オンにするとTakerになる注文は発注されずキャンセルされる。Maker手数料を確実に狙うならこの設定を使う
Makerのデメリットは「すぐに約定するとは限らない」ことです。急いで買いたいときはTaker、急がないときはMaker、と使い分けると無駄がありません。
販売所と取引所のコスト差:スプレッドとは
ビットバンクには「販売所」と「取引所」の2つの買い方があります。販売所は「売買手数料無料」と表示されますが、無料なのは手数料の名目だけで、実際にはスプレッドというコストがかかります。
スプレッドとは、販売所が提示する「買値」と「売値」の差のことです。たとえば買値が1BTC=1,020万円、売値が1,000万円なら、買った瞬間に2%分の含み損からスタートします。この差が販売所の実質的な手数料で、ビットバンクの販売所では銘柄や相場状況により0.1〜5.0%程度で変動します。
計算例:10万円分のXRPを買った場合
スプレッドを仮に3%として、10万円分のXRP(リップル)を買う場合のコストを比べます。スプレッドは変動するため、あくまで目安の計算です。
| 買い方 | 手数料率 | 10万円あたりのコスト |
|---|---|---|
| 販売所(スプレッド3%と仮定) | 約3% | 約3,000円 |
| 取引所・Taker(成行) | 0.12% | 120円 |
| 取引所・Maker(指値) | −0.02% | 20円の受け取り |
同じ10万円でも、販売所と取引所のMakerでは約3,000円の差がつきます。毎月10万円を1年間買い続ければ、差は約36,000円です。ビットバンクは全銘柄が取引所に対応しているので、「販売所しか使っていなかった」という人は、取引所に切り替えるだけでコストを大きく下げられます。
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ビットバンクの日本円出金手数料550円/770円を安くする考え方
ビットバンクの弱点は日本円の出金手数料です。3万円未満なら550円、3万円以上なら770円が1回ごとにかかります。金額にかかわらず定額なので、少額を何度も出金するほど、手数料の比率が上がります。
| 出金のしかた | 手数料の合計 | 出金額に対する比率 |
|---|---|---|
| 1万円ずつ5回(計5万円) | 550円×5=2,750円 | 5.5% |
| 5万円を1回でまとめて | 770円 | 約1.5% |
| 20万円を1回でまとめて | 770円 | 約0.4% |
出金手数料を抑える考え方は「回数を減らす」の一点です。次の3つを意識してください。
- まとめて出金する:売却した日本円はすぐに出さず、ある程度たまってから1回で出金する。3万円以上なら770円で頭打ちなので、まとまった額ほど比率が下がる
- 出金前提の資金を入れすぎない:入金は無料なので、「必要になったら追加入金」のほうが、「多めに入れて余った分を出金」より手数料がかからない
- 3万円の境目を意識する:2万9,000円なら550円、3万円なら770円。少額の出金なら3万円未満に収めると220円の差が出る
ビットバンクは日本円の即時出金(24時間365日)に対応していますが、急いで出金しても手数料が無料になるわけではありません。出金の具体的な操作や反映時間は「ビットバンクの入金・出金方法」で解説しています。
それでも「月に何度も日本円を引き出したい」という人は、出金手数料が無料のGMOコインやSBI VCトレードを併用するのが現実的です。取引はビットバンク、出金はGMOコインという分け方については「ビットバンクとGMOコインの比較」も参考にしてください。
ビットバンクの送金(出庫)手数料と他社比較【2026年9月時点】
暗号資産を別の取引所やウォレットに送る「出庫(送金)」にも手数料がかかります。ビットバンクのビットコイン出庫手数料は0.0006 BTCです。1BTC=1,000万円なら約6,000円に相当し、少額の送金には向きません。
ここで、取引・出金・送金の3つのコストを主要4社で比べます。他社の数値は2026年9月2日に各社公式サイトで確認したものです。
| 取引所 | 取引所手数料(BTC) | 日本円出金 | BTC送金 |
|---|---|---|---|
| ビットバンク | Maker 0%/Taker 0.1% | 550円/770円 | 0.0006 BTC |
| GMOコイン | Maker −0.01%/Taker 0.05% | 無料(大口出金は400円) | 無料(最低0.02 BTC/回) |
| SBI VCトレード | Maker −0.01%/Taker 0.05% | 無料 | 無料 |
| コインチェック | Maker 0%/Taker 0% | 407円 | 0.0005〜0.016 BTC(5段階) |
出金・送金だけを見ると、GMOコインとSBI VCトレードの「無料系」が有利です。ただしGMOコインのBTC送金は1回あたり最低0.02 BTCという数量条件があり、少額を送りたい人には使いにくい面もあります。また、GMOコインの通常出金は無料ですが、3,000万円を超える大口出金には400円がかかります。
一方で、ビットバンクの強みは「44銘柄すべてが板取引でき、BTC以外はMaker −0.02%」という取引コストの安さです。他社では買いたいアルトコインが販売所でしか買えない場合があり、その場合はスプレッドのぶん高くつきます。
口座開設と維持はどこも無料なので、「売買はビットバンク、出金・送金が多いときはGMOコイン」と2口座を使い分けるのがコスト面では合理的です。GMOコインの開設手順は「GMOコインの口座開設方法」で解説しています。
なお、暗号資産は価格変動が大きく、手数料を抑えても相場の下落で損失が出る可能性があります。余裕資金の範囲で取引してください。
ビットバンクの手数料で損しないチェックリスト
ここまでの内容を、取引前に確認できるチェックリストにまとめました。
- 買うときは「販売所」ではなく「取引所」の画面を開いているか
- 急がない注文は「指値」で、板に並ぶ価格(Maker)を指定しているか
- 確実にMakerにしたいときは「Post Only」をオンにしているか
- 成行(Taker)を使うのは、価格より約定の速さを優先したいときだけか
- 日本円の出金はためてから1回にまとめているか(3万円以上なら770円で頭打ち)
- 少額の出金なら3万円未満に収めて550円にできないか
- ビットコインの送金は0.0006 BTCの手数料に見合う金額か。少額なら送金無料の取引所も検討したか
このうち効果が大きいのは「取引所を使う」と「出金をまとめる」の2つです。この2つを守るだけで、ビットバンクは手数料の安い取引所として使えます。
ビットバンクの手数料に関するよくある質問
Q1. ビットバンクの手数料は他社より高いですか?
取引所(板取引)の手数料はMaker 0%〜−0.02%、Taker 0.1〜0.12%で、国内でも安い水準です。高いのは日本円の出金手数料(3万円未満550円/3万円以上770円)と、ビットコインの送金手数料(0.0006 BTC)です。出金と送金の回数を減らせば、全体のコストは十分に抑えられます。
Q2. MakerとTakerの違いは何ですか?
Makerは板に新しく注文を並べる側、Takerは板にある注文にぶつけてすぐ約定させる側です。ビットバンクではMakerの手数料が0%または−0.02%と安く、Takerは0.1%または0.12%です。指値注文でも、すぐ約定する価格を指定するとTakerになるため、Makerにしたいときは板に並ぶ価格を指定するか、Post Onlyをオンにしてください。
Q3. 販売所は手数料無料と書いてあるのに、なぜ損をするのですか?
販売所は売買手数料の名目はゼロですが、買値と売値の差である「スプレッド」が実質的なコストになるためです。ビットバンクの販売所スプレッドは0.1〜5.0%程度で変動します。10万円分を買った場合、スプレッド3%なら約3,000円のコストで、取引所のTaker(0.12%=120円)と比べて大きな差になります。
Q4. 出金手数料を無料にする方法はありますか?
2026年9月時点で、ビットバンクの日本円出金を無料にする方法はありません。抑える方法は「まとめて出金して回数を減らす」ことです。3万円以上は770円で頭打ちなので、まとまった金額を1回で出金するほど比率は下がります。どうしても頻繁に出金するなら、出金無料のGMOコインやSBI VCトレードとの併用を検討してください。
Q5. 2026年2月の手数料改定で何が変わりましたか?
2026年2月2日に、BTC/JPYの取引所手数料がMaker −0.02%/Taker 0.12%からMaker 0%/Taker 0.1%に変わりました。ビットコインのMakerでマイナス手数料(手数料の受け取り)はなくなりましたが、Takerは0.02ポイント安くなっています。ビットコイン以外の通貨ペアの手数料に変更はありません。
まとめ:ビットバンクは「板取引で買って、出金はまとめる」と手数料が安い
ビットバンクの手数料について、この記事の要点を整理します。
- 取引所の手数料はBTCがMaker 0%/Taker 0.1%、BTC以外はMaker −0.02%/Taker 0.12%(2026年2月改定後)。国内でも安い水準
- 「高い」と言われるのは日本円の出金手数料(550円/770円)とBTC送金手数料(0.0006 BTC)。無料のGMOコイン・SBI VCトレードとは差がある
- 販売所はスプレッドが実質コスト。10万円の購入で取引所との差は約3,000円になることもある
- 損しないコツは「取引所の指値(Maker)で買う」「出金はまとめて回数を減らす」の2つ
取引そのもののコストを重視するなら、ビットバンクは有力な選択肢です。まずは無料で口座を開設し、取引所の板取引を試してみてください。口座開設の流れは「ビットバンクの口座開設方法」で、サービス全体の評判は「ビットバンクの評判・メリット・デメリット」で詳しく解説しています。
はじめてのご入金プログラム:エントリー+1万円以上入金で現金1,000円(常設・終了日未定)
※手数料は2026年9月2日時点の各社公式サイトの情報です。最新の数値は各社の公式ページで確認してください。
